柑きつ長期講習会の視察研修(周防大島)が実施されました。
平成28年度柑きつ長期講習会視察研修が11月24日に行われました。
今回は、13名の受講生の方が参加されました。
久賀地区と柑きつ振興センターで視察させていただきました。
最初に久賀地区で視察を行いました。
この地区では山口県で初の樹園地整備と併せたマルチドリップ栽培に取り組んでいます。
このマルドリシステムを用いて潅水施肥を行います。
一度に20aの圃場への潅水ができ、各園地には電磁弁が設置されており、
時間になれば、自動的に潅水施肥が行われます。
他にも、ブランチブロック工法を導入しています。
これは、急傾斜の園地を緩やかな傾斜に整備すると耕作可能な場所が少なくなる問題を、
傾斜を垂直にすることで解消する工法です。
次に柑きつ振興センターで視察を行いました。
まず、柑きつ振興センターで行われている試験研究についての説明がありました。
せとみの果皮障害や貯蔵病害についての試験研究を行っているそうです。
その後実際に園地を観て回りました。
ここでは、はるみ等の半樹別交互結実栽培などが行われていました。