夏みかんブログ

1回目の天牛防除。

2014-06-23 18:00:00投稿

 

今年もこの時期がやって来ました。それは「天牛」の防除。
 
ちなみに「天牛(てんぎゅう)」とは「カミキリムシ」のことで、
漢字では「髪切虫」と書き、「天牛」は中国語に由来し、
長い触角を牛の角になぞらえ、こう呼ばれている。
 
世界には名前がついているものだけで2万種、日本には
800種ほど生息し、その中で「ゴマダラカミキリ」が一番
多く知られている。
 
 
成虫は6月から8月に発生、葉や若枝の樹皮をかじって食べる。
交尾を終えたメスは樹皮をかじって産卵し、幼虫は樹木の材部
を食べて成長する。幼虫は成長すると幹内部を降下、主として
根株の内部を食い荒らす。
成虫になるには、1年から2年かかり、幼虫が侵入した樹木は
幼虫の活動によって幹内部にトンネル穴が開き、蛹を経て羽化
した成虫は樹木の幹に円形穴を開け、樹木の外へ飛び出す。
この食害で樹木はダメージを負い成長不良に陥り、枯れてしまう。
 
防除は産卵の防止策で、幹部に産卵をするケースが殆どなので、
その幹部に嫌う薬剤を浸み込ませる作業である。
センター内にある1,000本以上の全樹に対し、背負い動噴で
手散布する、汗だくの大変な作業。
 
 
羽化して飛び出した成虫は補殺。
この防除作業、梅雨明けの猛暑時期となる8月上旬に、
もう1回実施です。